腕時計はスマホで十分、という方も増えていると聞きます。
一方、時計大好き!な方もいらっしゃいます。
時計には、個人の好みがハッキリと現れます。
機械式なのかクォーツなのか、クロノグラフ機能付きなのか、カレンダーはあるのか、文字板の色、針の色・・・
お気に入りの時計を長くお使いいただくためには、防水機能の知識が役立ちます。

3気圧防水、5気圧防水、10気圧防水と、時計を購入する際に販売員からサラッと説明があるかもしれません。
3気圧なら水深30mまで大丈夫なのでは、と思われますね。
その3気圧防水は、静止状態で、という但し書きが付くのです。
水中で時計が動けば、そこに更なる水圧がかかり、3気圧は超えてしまいます。
まず、ダイビング用などとうたわれていない限り「腕時計は水に弱い」を念頭に置きましょう。
そして、メーカーの表示する防水機能は、時計の外装に関する全てのパーツのコンディションが良い場合に発揮されるものです。
時間合わせやカレンダー合わせの際に使用する竜頭(クラウンとも呼ばれる)が本体にカッチリはまっていなければ、防水機能は不完全となります。
本体とウラ蓋をつなぐパッキンが劣化していても、防水機能は期待値を維持されません。

パーツの状態が良好であることを前提にしても、一般の腕時計は水には弱いのです。
人が着用しているだけで、時計は汗という水分にさらされています。
3気圧防水であれば、もうそれでいっぱいいっぱいと言ってもいいでしょう。
ゲリラ豪雨と言われる雨量で、傘を忘れた状態では厳しいかもしれません。

ブレスレットタイプの時計をお使いの方で、汗による劣化を防ぐために、着用後は水洗いしているという方がいらっしゃいます。
5気圧防水で、パーツのコンディションに問題がなければ、溜め水(ボウル等に水を入れて)の中にゆっくり入れてゆっくり取り出してすぐに拭く程度でしたら問題ないケースが多いでしょう。
汗が気になる方は、よく絞った布で拭くことを推奨します。
流水をザーッとかけることはおススメしません。
もちろんシャワーの際には、はずしてください。

10気圧防水であれば、ほとんどの日常生活には対応可能とされています。
ですが、特にファッションブランドの出しているダイバーズウォッチと名の付けられた時計の中には手首が水に浸かる想定はされておらず「ダイバーズウォッチのデザイン」であり「磯遊び程度の想定」がされているものがあります。
御自分の使用目的を販売員に伝え、マッチするものから選ぶことが重要です。
時計を出しているメーカーやブランドでは、販売員への時計機能の研修はかなり力を入れています。
疑問点がクリアになるまで話し、お気に入りの一本を見つけてくださいね。
腕時計をしなくなった派です。
たかが腕時計と思っていましたが、奥が深いのですね…
身体に金属が付いているのが苦手なので、そちらの業界の売上に貢献できそうになく申し訳ありません。
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コメントありがとうございます。
わかります、腕時計をしなくなる方は年々増えています。
そして腕時計がお好きな方は結構マニアックにお好きでいらっしゃる。。。二極化です(笑)
デュッセルドルフ暮らしのブログ、また訪問させていただきます!
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誠にありがとうございます。
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